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Webサイト文言のしくじり

2015年11月17日

秋空に赤や黄色で染められた山々が映え、行楽地では絵画のように美しい光景が広がっています。その紅葉シーズンに、この世に生をうけたディレクターY です。

Webサイトの制作をしていると、デザインやシステム開発などどうしても技術面の比重が重くなるため、制作側・運用側ともに、つい見落としがちになってしまう要素があります。
 
それは、
 
 キャッチコピー、リード、説明文などの 文言
 
です。
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インターネット、SNSの普及により、誰でも自分が書いた文章を容易に公表できるようになった今。
正しい日本語に対する意識が低下しているのか、文章として「???」と感じるWebサイト上の表記を見かけることがあります。
言語は、誰もが意識せずとも日常的に使用している要素のため、扱うのは容易です。
しかし、
容易に扱えるからこそ、また、知識や技術が幅広くスタンダードが統一されているため、もっとも‘質’が問われる要素であることを忘れてはなりません。
 
また今後、企業価値やブランド力が問われていくであろう、次世代のWebサイトにおいても、文言の質は、企業のあり方を一目で判断されてしまう、影響力の大きい要素と言えるでしょう。
 
一言一句とまではいかなくても、一文一文を大切に扱っていきましょう。
 
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本日は、ディレクションな日々の中から実際のファクトに基づき、ありがちな「文言のしくじり」についてご紹介していきます。
 
 

伝えたいことを一文に盛り過ぎ

方向性やコンセプトがはっきりしており、熱のこもった情熱的なサービス!
しかし、こういったサービスを伝える際は注意が必要です。
 
 「あれも、これも、伝えたい」
 
想いがあっても、それらは受け手に心地よい情報量で伝え、受け取ってもらえなければ意味がありません。
ユーザー側の視点を持ち、コンテンツやページ設計と精査しながら、バランス良くユーザーの印象に残る文言を選択しましょう。
 
 
 

話し言葉(敬語) と 書き言葉(敬語)を使い分ける

言語には、「話すときだけ」に使う言葉と「書くときだけ」に使う言葉がある、ということをご存知でしょうか。
 
ビジネスメールと同様、話し言葉と 書き言葉の使い分けは、本来社会人マナーとして必要とされていることですが、近年はこういった意識は薄れてきているようです。
メール文化になってきたことで、友人に連絡するような感覚でカジュアルに文章を書く人が増えているのでしょう。
 
しかし、
例えば企業サイトの中に、いわゆる渋谷系のような若者言葉が記載してあったら、どんな印象を持つでしょうか。
 
Webサイト上には話し言葉は使用せず、きっちり区別し「書き言葉」を使用しましょう。
 
話し言葉 一例 下段は書き言葉
あと、~するんで、~でして、~での、~じゃないので、すごく・・・
また、~するため、~でした ~です、~による、~ではないため、とても・・・
                        ※前後の文脈にもよる
 
同様に、話しかけている気持ちになるのでしょうか、丁寧な言葉になり過ぎて、妙な敬語を多用してしまうことも、陥りやすいしくじりです。
 
自身の立ち位置と読み手の対象を明確にし、客観的かつ公平な文章を心がけましょう。
 
 
 

こだわり文言は、段階を踏み浸透させる

商品名、サービス名、タイトル、スポット・施設など固有の名称やこだわり文言は、立案者や開発者など、それに携わった人々の溢れんばかりの想いが詰まっていますね。
 
「大切にしたい」
 
というその想いはそのまま、ユーザーに正しく伝わるよう丁寧に扱いましょう。
 
PR・広告の意味も込めて多用し過ぎたり、それに付随する説明を凝り過ぎたり想いを詰め込み過ぎたりしてしまうと、
結局その内容がユーザーの頭にインプットされず、以後、目に留めてもらえません。
 
独自のこだわり文言は段階を踏み、まずは一般的な説明を加え浸透させていきましょう。
 
 
 

同じ要素を示す文言がバラバラ


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例えば、「マイページ」なのか「ログイン」なのか、「ユーザーの方」「会員の方」なのか、など。
 
一つのWebサイトなのに同じアクションを示す文言がページによってバラバラ、というケースもありがちなしくじりです。
 
コンマ数秒かもしれませんが少なからずユーザーは混乱し、ストレスを覚えます。
特に、ユーザー数を増やしたい・効果測定の数値を上げたいというWebサイトの場合は、こういった誘導は致命的。
 
レギュレーションやルールを整理し、一つの要素は一つの文言で統一しましょう。
 
 

文言の流行をチェックする

7~8年くらい前でしょうか、通販系サイトではいっとき、猫も杓子も「無料」「限定」「今だけ」などの文言が多用されていた時期がありました。
サービスや商品にもよりますが、確かにこういった文言に興味をひかれ、数値や売上が伸びることもあるでしょう。
 
しかし、多くのユーザーがインターネット慣れしてきたここ近年は、これらの文言を押し出し過ぎてしまうと「安っぽい」「押し売りっぽい」「何となくあやしい」という印象を持たれることも、少なくありません。
 
 
Webサイトには、表立ってはいなくても、なんとなく文言の流行が存在しています。
他社のWebサイトや最新ニュースなどをチェックし、時代の動向にマッチした言葉を気にかけておくとよいでしょう。
 
 
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たかが文章、されど文言。
「Webサイトの表記」として落とし込むには、一定レベルの知識と創作力、マーケティングの視点が必要です。
 
質の良い日本語やリズミカルな文章、斬新なキャッチコピーなどに目を向け、常日頃から言葉を観察しておくと、自然と文言のしくじりもなくなっていくでしょう。
 
上質なWebサイトへ導き、デザインやシステムの魅力を最大限に引き出す '言葉のチカラ'
目を向けてみると、新たなWebサイトのあり方を発見できるかもしれません。

 

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