フォーム送信時に独自の処理を挟む方法2つ
「フォーム送信時、他の解析タグにもデータを送りたい」などの場面で使える方法です。
フォーム送信時に処理を発火させる方法は
- フォーム埋め込みコードに指定する方法
- windowオブジェクトのグローバルイベントを利用する方法
の2通りあり、それぞれにメリット・デメリットがあるのでまとめます。
フォーム埋め込みコードに指定する方法
フォーム埋め込みに下記の画面から取得するscriptタグを利用する際に使える方法です。

埋め込みコードに onFormSubmit を追加し、コールバック関数を記述する形になります。コールバック関数の引数にはフォームのjQueryオブジェクトが入るようで、引数を使うのであればjQuery必須のようです。
<script>
  hbspt.forms.create({
    region: "(フォーム毎のregion)",
    portalId: "(ポータルID)",
    formId: "(フォームID)",
    onFormSubmit: function($form) {
      // 送信時の処理を指定
    }
  });
</script> 
- メリット
- 
- 埋め込みコードを拡張するのでコードが散らばらない
 
- デメリット
- 
- jQuery必須っぽい
- HubLによるフォーム埋め込みの場合は利用できない
 
該当ドキュメント:https://legacydocs.hubspot.com/docs/methods/forms/advanced_form_options
windowオブジェクトのグローバルイベントを利用する方法
2つ目の方法はグローバルイベントを利用する方法です。HubSpotのフォームはライフサイクルに合わせて、それぞれグローバルにイベントを送信しています。このうち onFormSubmit のイベントを利用し、コールバック関数を書く形になります。フォームの送信データを取得するには、コールバック関数の引数を利用します(下記では event)。
<script>
  window.addEventListener("message", (event) => {
    if (
      event.data.type === "hsFormCallback" &&
      event.data.eventName === "onFormSubmit"
    ) {
      // 送信時の処理を指定
    }
  });
</script>
- メリット
- 
- HubLによるフォーム埋め込みでも利用できる
- jQuery非依存
 
- デメリット
- 
- scriptタグによる埋め込みの場合、コードが若干散らかりがちかも(大した問題じゃないですが)
 



