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Webサイト制作

そのwebサイト本当に時代遅れ?トレンドのwebデザインを取り入れる際のポイント

そのwebサイト本当に時代遅れ?トレンドのwebデザインを取り入れる際のポイント サムネイル画像
「問い合わせもこないし、なんだか古くさいからかっこよくしてよ」
サイトリニューアルの発端はそんなざっくりした一言かもしれません。問い合わせなどのコンバージョンが取れないことはもちろん、「なんだか古くさい」というネガティブなイメージを顧客に与えてしまうのであればサイトの見直しをするには見逃せないポイントです。
 
しかし「新しくてかっこいい」トレンドを取り入れればコンバージョンは上がるでしょうか。顧客は満足してくれるでしょうか。
 
今回はサイトリニューアルや新サイト立ち上げの際に、自社にとってどんなデザインが適しているのかを見極める為のポイントについてお話したいと思います。
 

webデザインのトレンドとは

web業界の移り変わりは目まぐるしく、1年半程で人気のスタイルが変わっていきます。
そのスピードはマークアップ技術やプログラミングの進歩で複雑な表現が可能になったり、ユーザー体験が重視されていることが関係しています。それらはビジュアル表現であったりユーザビリティであったり様々な形で表れ、話題になり始めると一気に普及します。そして利便性からスタンダードとして定着していくものと、特異性からサイトのコンセプトによって限定的に利用されるものとに分かれていきます。

過去4年の推移(一部抜粋)

デザイントレンド推移

※ 時期はおおよその目安になります。

トレンドを取り入れることで得られるメリット

サイトの種類(コーポレートサイト、ブランドサイト、オンラインショップなど)によって様々ですが、共通して得られるメリットは企業イメージやブランド・サービスイメージの向上です。
 
webサイトの印象が語られる際の「なんだか古くさい」「ダサい」といったワードは大半がネガティブなイメージであり、新しい情報を得られていない、その意識・余裕がない、極端に言えば企業のブランディング活動をないがしろにしているとも取れてしまいます。
インターネットが普及した今、顧客もまた多くのwebサイトに触れ、体験をしており「新しい古い」「使いやすい使いにくい」のジャッジができます。マーケティング施策や顧客とのコミュニケーションを行う上でも、顧客が何を目にし、どんな体験をしているのかを掴んでおくことは重要です。
 

自社サイトに最適なデザインを見極めるには

まずwebサイトには達成するべきKPIやその為のコンテンツ策定などの内部に向いた考え方と、顧客のニーズを満たす為の仕掛けやわかりやすく情報を伝える為の設計など外部に向けた考え方に分かれます。
トレンドを掴んでおくことは大切ですが、いざ取り入れる際に重要なのは「webサイトの目的は何なのか」「顧客が求めていることは何なのか」そしてそれら「双方を満たせるのか」という基準です。
どんなにインパクトがあっても顧客がストレスを感じるデザインであれば最適とはいえません。顧客の離脱はKPIを達成する上での機会損失でもあります。
 
例えば「オンラインショップ」。中でもハイブランドの直営型オンラインショップとモール型のオンラインショップでは同じインターネットを通じた販売サイトでも顧客のニーズに合わせた違いが表れています。
 

ハイブランドの直営型オンラインショップ

イメージビジュアルや宣材写真を大きく掲載したり、アニメーションをつけてコピーと商品写真をよりリッチに魅せたりと、ラグジュアリー感を訴求するサイトが増えてきています。また、余計な装飾・文字情報を削ぎ落とし、ブランドロゴと商品写真、そこに最小限の情報のみといったフラットでホワイトスペースの美しいサイトも見受けられます。商品一覧の間にイメージムービーを配置しているブランドもありますね。
視覚や美的感覚に訴えかけることはブランドの魅力をより深く伝え、築き上げてきたイメージを維持する効果がありますが、顧客が商品を通して「ブランドの価値を求めている」からこそ活きるとも言えます。
 

モール型オンラインショップ

日用品、食品、家電など製品ジャンルや取扱メーカーが多岐に渡っていたり、安価を謳うオンラインショップです。
商品の探しやすさ、仕様や価格・評価といった情報が一目でわかるサイトが多いと思います。これらは顧客の「複数の商品を比較・検討したい」といったニーズに応えるためでもあります。また、サイトを利用するデバイスもPC、スマホ、タブレットと多様化しているため操作性やページ読み込みの速度も重要になってくるでしょう。その為には負荷のかかるアニメーションや高画質のイメージ写真を多用することは適切とは言えません。
様々なオンラインショップで共通して見られるインターフェースが多いことも特徴です。見慣れた画面・操作性で購入までのアクションのストレスを減らすことは、購買意欲を削がないためにも重要です。ここで重視したいのはユーザビリティを考慮しているかどうかです。
 
企業側が発信したい情報だけでなく顧客満足度の向上も合わせて適切な選択をしましょう。
 
まとめ
サイトの目的に沿った条件を上げていくとトレンドのデザインを取り入れるには難しいように思えますが、やるべきことが明確であるほど新しさが必要な部分と、あえて変える必要のない部分が見え、時代にも目的にも最適なwebサイトにすることができます。
パンセでは多数の制作実績で培ったノウハウを元になんだか古くさい」を「いいサイトだね」へと、サイトの戦略から構築まで一貫してお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
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